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中部の新駅

中部地方の新駅や新駅設置計画をまとめました。ある程度設置が具体化してきた新駅を中心に、位置や開業予定時期をご紹介します。

JR越後線「上所駅」

画像:新潟市

越後線新潟~白山間。上所(かみところ)地区の和合線西跨線橋西側付近に新駅を設けます。対向式2面2線です。既存の地下道を通路とし、ホーム階へのエレベーターを整備。

駅前広場を除いた事業費は約27億円で、請願駅のため全額を新潟市が負担します。

2022年2月7日に新潟市とJR東日本が「越後線白山・新潟間(仮称)上所新駅設置等に関する基本協定」を締結。2025年春の開業を目指します。

駅名は市の意向を踏まえ、JRが決めるという取り決めで、2023年6月1日に「上所駅」と正式に決まりました。

名古屋鉄道河和線「加木屋中ノ池駅」

画像:名古屋鉄道

名古屋鉄道河和線・高横須賀駅-南加木屋駅間(東海市)。両駅のほぼ中間地点に公立西知多総合病院が開院したこともあり、新駅設置を計画。病院の東約250mに建設。2015年に名鉄と東海市が新駅建設で合意。2022年12月22日に、正式駅名を「加木屋中ノ池」(かぎやなかのいけ)と発表しました。副駅名として、「公立西知多総合病院」も設定します。

開業予定は2023年度末です。当初は病院側の北改札口のみ開設し、2024年度に南改札口を開設します。

北陸本線「西松任駅」

北陸本線・加賀笠間~松任間(白山市)。加賀笠間駅から2.5km、松任駅から1.9kmの位置です。2014年3月に「西松任駅建設促進協議会」が発足し、地元で建設運動が行われてきました。北陸新幹線開業にともない、同区間がIRいしかわ鉄道に移管されるタイミングでの開業が決まりました。

対向式ホームで、全長約130mの6両対応。エレベーターを設け駅舎全体をバリアフリー対応に。ICカード対応の簡易改札機を設置。2021年度工事着手、2024年度開業予定。

名古屋市地下鉄東山線「柳橋新駅」

東山線名古屋~伏見間。構想自体は古くからあり、構造的にも建設できるようになっています。河村市長が2021年の市長選で、改めて建設を公約。調査が進められています。2024年度までには結論を出す予定。

ハピライン福井「福井~森田間新駅」

北陸新幹線開業後の並行在来線に設置予定の新駅。福井~森田間に設置。2022年12月22日に、近町踏切地点が最適という旨の報告書が公表されました。高木町付近で、福井駅の北3.7kmくらいの場所です。詳細は未定です。

あいの風とやま鉄道「新富山口駅」(開業済)

画像:あいの風とやま鉄道

あいの風とやま鉄道・富山駅-東富山駅間(富山市)。両駅のほぼ中間地点となる富山市下冨居に新駅を設けます。正式駅名は未定。新駅は無人駅で、対向式ホームそれぞれに改札を設置。ホームは長さ85mを2面設けます。自動券売機やIC簡易改札機も備えます。2022年3月12日に開業しました。

えちごトキめき鉄道「えちご押上ひすい海岸駅」(開業済)

画像:鉄道・運輸機構

えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン・糸魚川-梶屋敷間(糸魚川市)。県道221号線との交点付近に設置されます。糸魚川高校が現在地に移転した1972年頃から、地元住民らが新駅設置を要望していましたが、付近に電気の直流・交流のデッドセクションがあるため、電車が一度停止すると動けなくなるという問題があり、設置できませんでした。

しかし、2015年に路線がJR西日本からえちごトキめき鉄道に移管され、普通列車の車両がディーゼルカーになったことで、駅の設置が可能になりました。

えちごトキめき鉄道移管時、同社が新駅候補とした6駅のうち、2番目に利用者数が多いと見込まれたことから新駅設置が決定。駅名は「えちご押上ひすい海岸」に決定したと、2020年8月9日に公表されました。

ホームは1面2線を対向の千鳥式で配置。2両編成が停車できる長さで設計します。2021年3月13日開業。

JR東海道本線「御厨駅」(開業済)


画像:磐田市

JR東海道本線・磐田-袋井間(磐田市鎌田地内)。2014年に磐田市とJR東海などのあいだで、新駅設置に関する基本協定書が締結されました。

駅舎は、JR東海道本線と新幹線をまたぐ自由通路を併設して建設します。対向式2面ホームで、エレベーターを5基設けます。北口と南口の前に送迎用ロータリーを兼ねた広場、駐輪場を整備。新駅開業後は、駐車場も整備される予定です。

2019年2月6日に、正式駅名が「御厨」と発表されました。2020年3月14日開業。

富山地方鉄道「栄町(県立病院口)駅」(開業済)

不二越・上滝線・稲荷町駅-不二越駅間(富山市)。稲荷町駅から600m、不二越駅から300mの富山市石金1丁目。2019年3月のダイヤ改正に合わせて開業しました。4月には富山県立大学看護学部が新設され、学生の通学需要への対応。

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